NHKスペシャル人体もいよいよ今回で最終回
今回のテーマは「ピンピンコロリ」
誰もがあこがれる健康長寿。
それを妨げるがんや心臓病などの治療が、大きく変わろうとしている。
その鍵となるのが、臓器同士が情報交換をするために使うメッセージ物質。
目次
最新科学のがんのメカニズムの解明
- がん細胞も人体のネットワークを巧みに利用している。
- がん細胞自身が生き残るために、いろいろなメッセージ物資を出している
エクソソーム(メッセージカプセル)
- 血管の壁へたどり着くと・・・もっと栄養が欲しい!⇒がん細胞に向かって栄養を届ける
- 免疫細胞へ・・・攻撃するのをやめて⇒がん細胞を攻撃するのをやめてしまう。
- 身体のバリア機能を破壊させる
- がん細胞の武器
- エクソソームはがん細胞だけでなく、すべての細胞がだしている。
- 全身に100兆個あると言われいる
- 究極のメッセージとも言われている
- 注目され始めたのはわずか10年前
卵巣がん
- 腹膜に転移⇒卵巣がんからのメッセージ物質「あなたの役割はもう終わり」⇒腹膜に穴があく
がん細胞はどんどん増殖し、欲しい欲しいと言ってる私たちみたい(by 樹木希林さん)
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世界が注目!がんの新たな治療法
- がん患者の血液から、メッセージ物質を分析&研究し、治療法を摸索する
デンマークの研究所の最新がん治療研究
- 筋肉の出すメッセージ物質が、がんの治療にも役立つかも。
- メッセージ物質は「敵がいるよ」⇒がん細胞をやっつける免疫細胞を活性化する。
- マウスでの実験で運動をしているマウスのほうが、がんの増殖が3/4に抑えられることができた
- 運動はもはや予防ではなく、がん治療の処方せんになる日も近いかも?
がん細胞のエクソソームに目印をつける
- がん細胞のエクソソームに目印(私はがんです!)をつけることで、免疫細胞ががん細胞を見分けてやっつける
- マウスの実験でがんの転移を90%抑えられた
- がんは転移することで亡くなることが多いので、転移を抑えるのがカギ
- 光免疫療法⇒目印をつけたがん細胞に特殊な光で死滅させる治療法
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心臓病
- 年間20万人の人が亡くなっている心臓病
- 多くの臓器は細胞が生まれ変わりながらメンテナンスしている
- 心筋細胞は50年かけて3分の1くらいが細胞が生まれ変わるので、ダメージを受けると治りが遅いのが難点
心筋細胞のメッセージ物質
- 疲れたわー。しんどいわー。
- どんどん細胞ふやそうか
- もっと強くするぜー。
- 炎症抑えてやー
- 任せときー
心筋細胞のエクソソームの中には、どんどん細胞を増やそう!というメッセージが入っているが数が少ない⇒この数を人工的に増やすことで、心臓を丈夫にする治療法。人での臨床を目指している。
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東京書籍 2017-12-29
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