NHKスペシャル人体の第4回目のテーマは腸
タモリさん曰く・・・腸はうんこの通るただの管だろ?を
山中伸弥先生が全力で否定するところから始まりました。
最新研究で腸は全身の免疫を司る「腸」スゴイんです!「腸」楽しみにしてるそうです。
目次
腸内フローラ(腸内細菌)
- ダイエット・美肌・肥満解消に影響
人体の中の独立国家の腸
- 腸の神経細胞は脳についで多い1億個
- 筋肉を操り食べ物を消化している
免疫力を司る腸
- 腸内細菌と免疫細胞を従えて身体の健康を守る腸
- 免疫力が低下すると花粉症・アレルギー・リウマチ・ぜんそくなどの原因にもなる
腸の概要
- 腸の長さは8.5メートル
- 面積は32㎡(20畳)
- 腸に入ってくるのは、食べ物だけでなく、細菌やウィルスも入ってくる
- 1番危険にさらされている臓器ともいえる
- 絨毛というヒダヒダに覆われていて。食べ物の栄養は絨毛から吸収され、血液を巡る
- 腸内細菌の数は約100兆個、1000種類くらい。
- 腸内の免疫細胞は、絨毛の中に存在する、全身にある2兆個の免疫細胞の約7割が腸に存在している
- 腸に細菌が入ってくると免疫細胞が「攻撃して」と腸にメッセージをだし、腸が殺菌物質を放出して細菌をやっつける
- 腸には免疫細胞の訓練所(腸の内部へ細菌を取り込み、免疫細胞に細菌の善悪を教えている)がある
- 訓練を終えた免疫細胞は血液に乗って全身へ・・
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急増する免疫の暴走は腸の異変?
- 免疫細胞の暴走⇒アレルギー
- 多発性硬化症⇒原因は脳内での免疫細胞の暴走
両方とも原因不明だが、便を調べたら、特定の腸内細菌が少なくなっている
アレルギーは突然なるものが多く、もしかしたら腸内細菌のバランスが変わっているのかも
免疫細胞の種類
1000種類くらいあると言われている免疫細胞
- ビフィズス菌
- バクテロイデス菌⇒脂肪分解にかかわる
- クロストリジウム菌(100種類)の中で特定の菌が少なくなると免疫の暴走(重度のアレルギーや多発性硬化症)が起こりやすくなる
- クロストリジウム菌が「落ち着いて」のメッセージ物質を出すとTレグができる
- Tレグ(免疫のブレーキ役)⇒身体の中で暴走している免疫細胞を見つけると興奮を抑えてくれるメッセージ物質を放出してくれる
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腸でアレルギーが治る?日本人に秘められた腸能力
- 總持寺で修行している修行僧の人たちが、アレルギーが軽減されている
- その原因は?精進料理に含まれるたっぷりの食物繊維
- マウスの実験で、食物繊維を沢山たべさせたら、クロストリジウム菌が食物繊維を沢山食べることでTレグを沢山生み出し、アレルギーを抑える可能性がわかった
クロストリジウム菌は食物繊維が大好物!
近年日本でもアレルギーが増えているのは食生活の変化が関係しているのかも・・・
Tレグを発生されるメッセージ物質を人工的に作って、摂取する臨床実験が始まっている。
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