NHKスペシャル人体の第3集は「骨」
骨なんて身体を支える棒っきれだと思ってませんか?
骨が出しているメッセージ物質が脳に届くと記憶力アップに繋がる
免疫力を高め病気から守ってくれるなどが最近の研究からわかってきているのだそうです。
逆にメッセージ物質きちんと届かないと、老化の一途をたどってしまうらしのです。
司会の山中先生は骨が大好きで、整形外科医になったほど・・・。
目次
骨の役割
- 人体の骨の数はだいたい200個!
- 骨もネットワークの大切な役割がある!
- 骨からのメッセージ物質を出す大事な臓器
老化のスイッチは骨にあり!?骨量低下の本当の恐ろしさ
- 25歳なのに80代の骨量
- いったい自分の体の中で何が起きているか不安になった
- 大腿骨近位部骨折をきっかけに高齢者は1年のうちに4人が死亡してしまう
骨のメッセージ物質の種類
骨のメッセージ物質の種類
1.オステオカルシン
- 記憶力アップ
- 筋力アップ
- 精力アップ
2.オステオポンチン
- 免疫力アップ
3.スクレロスチン
- 骨を強くする
記憶力アップのメッセージ物質(オステオカルシン)
- 骨から脳へのメッセージ物質オステオカルシンが記憶力アップに寄与する
- 骨から出たオステオカルシンは脳へと運ばれ、海馬に到達!⇒脳は頑張って記憶しようと働く
- 骨芽細胞がオステオカルシンが出す
- オステオカルシンが増えるとテストステロンも一緒に増える
免疫力のアップのメッセージ物質(オステオポンチン)
- オステオポンチンが免疫細胞をつくる場所に届くと、免疫細胞が沢山作られるようになる
*現在ではマウスのみで確認。人体での様子はこれから・・・
筋力アップのメッセージ物質(オステオカルシン)
- 脳に届くと記憶力アップするオステオカルシンが筋肉に届くと筋力アップを促す
精力アップのメッセージ物質(オステオカルシン)
- オステオカルシンが精巣に届くとテストステロンに働きかけ、精子を作る
- オステオカルシンが減ると精子が半分に減るとも言われている
骨を強くするメッセージ物質(スクレロスチン)
- スクレロスチンのメッセージは、骨を作るをやめようというもの
- 骨細胞(身体全体に数百億ある)から出る
- 骨を作るアクセルとブレーキ(骨芽細胞に働きかける)の役割を持つ。
*骨は3-5年ですべて入れ替える(破骨細胞が骨を壊し、骨芽細胞が骨を作る)
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若さを取り戻せ!こうすれば骨を強くなる
- 骨は衝撃を感知すると骨の量を増やす。
- 自転車では、骨に衝撃が伝わらないので骨量が減る可能性がある
- 骨細胞は衝撃センサーの役割を果たす
- 衝撃を感知すると、骨増やしてという骨芽細胞が増える⇒骨芽細胞が若さを保つメッセージ物質を出す
- 1日の大半を座って生活していると、若さを保つのをやめてしまうかも
- 骨は人体の若さの門番!
骨を強くする方法
- 日光を浴びて沢山歩く
- 階段を下りるだけでも骨に衝撃が伝わる
- ストレッチ・ヨガ・水中歩行なども効果的
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東京書籍 2017-12-29
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