趣味どきっ!お弁当大百科の1回目は「幕の内弁当」
彩り豊かな数品のおかずには、季節感も取り入れて。和のお弁当の定番です。
目次
幕の内弁当の由来
- 諸説はありますが、江戸時代の芝居見物の幕間に食べられたお弁当という説が有力です。
- 現在でも様々な劇場での幕間に幕の内弁当を食べるのも醍醐味のひとつです。
幕の内弁当の三種の神器
- 焼き魚
- かまぼこ
- 卵焼き
松花堂弁当との違い
- 松花堂弁当もいろいろなおかずが入っている点では似ていますが、こちらの由来は江戸初期の僧侶が好んだ十字に仕切られた器から、料亭の主人が着想した茶会の点心のことで、どちらかというと幕の内弁当が庶民の食べ物なら、松花堂は料亭で食べるお弁当というイメージとなります。
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番組内で紹介された家で作る幕の内弁当のお品書き
- 厚揚げと野菜の煮物
- 鮭のアーモンド焼き
- 鶏の照り焼き
- わかめとわけぎのぬた
- 俵型ごはん
- 菜の花の昆布締め
- 卵焼き
- かまぼこ
- 白花豆煮
幕の内弁当のポイント
幕の内弁当は幕間に食べるお弁当というのが由来なので、幕間に食べきれるように「食べやすさ」が大事
- 煮物の具材を一口サイズにそろえる
- おかずは正面を意識して立体的に盛る
- 弁当箱のすき間を埋める一口分の菜の花で春の季節感を演出
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厚揚げと野菜の煮物レシピ
材料 2人分
- 厚揚げ 1/2枚
- にんじん 1/2本
- 生しいたけ 4枚
- 絹さや 4枚
- 塩 少々
- だし カップ3/4
- 酒・砂糖・しょう油 各大さじ1
作り方
- にんじんは皮をむき、縦4つ割りにしてから乱切りにする
- 鍋に湯をわかしてにんじんを入れ、5分茹でてざるにあげる
- 同じ湯に厚揚げを入れて再びひと煮立ちしたら取り出し縦半分に切った後に横半分2センチ幅に切る
- 生しいたけは軸を切る
- 絹さやは筋を取り塩を加えた熱湯でさっとゆでて冷水にとる。冷めたら水気をきる
- 鍋に煮汁の材料(だし・酒・しょう油・砂糖)を合わせ、厚揚げ・人参・しいたけを入れて落とし蓋をして弱火で8分ほど煮る。
- 火をとめてそのまま冷めるまでおいて味を含ませる
- 汁気を切って盛りつけ、絹さやを添えてできあがり♪
*砂糖多めがポイント!
俵型のごはん
俵型のごはんにすれば、ますます幕内弁当らしく・・・。
美しい形にするには物相という型抜きがあると手軽で見た目も美しくテンションがあがります。
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