去年からシリーズであさイチで取り上げられている発達障害。今回のテーマは「発達障害のグレーゾーン」
いま、発達障害の可能性があるものの、はっきりと診断がつかない「グレーゾーン」と呼ばれる状態の子どもたちが増えていると言われています。
発達障害は子どもらしさとの違いがわかりにくく、専門家でも幼いうちは判定が難しいことがあります。
「発達障害かもしれないし、違うかもしれない・・・」。そんなあやふやな状態が続く中で、親の悩みが深まっています。
「一見普通に見えるので、専門家から“発達障害の傾向がある”と言われても、受け入れることができない」「市の相談窓口に話しても“様子を見ましょう”と繰り返し言われてしまう」「グレーゾーンであるがゆえに、周囲から理解してもらえず、どうしたらいいのかも教えてくれない」
今回番組では、ふだん見ることのできない診察の現場も取材。どこからどこまでが発達障害なのか。また、子どもが「発達障害かもしれない」と言われたとき、親としてどう受け止めたらいいのか、考えていきます。
発達障害の子に見られる傾向
- 1人で遊ぶほうが好き(コミュニケーションが苦手)
- 授業中にじっとしていられない
- 計算・読み書きがとても苦手
- こだわりが強い
*誰にでもあるような要素だが、このような傾向が顕著な場合に発達障害となるが、専門家でも判断が難しい。
発達障害は治るの?
- その子の本質は変わらないが、その子にあった子育てをできれば、乗り越えられることが増える
早いうちにはっきりさせたほうがいいの?
- 早くわかれば、その子に合った子育てができる
- このくらいの年齢ならこれができるはず!という一般論が通じないことを理解する
- できないことではなくできることにフォーカスをあてることができる
誰に相談すればいい?
- 保健師さんにまず相談をしてみるのが良い
子どもとどう接する?
- こどもができること目標にするのではなく、こどもがやりたくなる方向へ
- グレーゾーンだから、追いつけるという発想だと、子どもを追い詰めてしまうケースも
- 地元の情報を集める(利用できるサービスなど・学校内・先輩のお母さん)
- グレーゾーンの子はできることはできるけれど、2倍エネルギーを使うので疲れてしまう。
- そこを理解してあげることも大事
- 発達障害かどうかではなく、こじれてないか?自信を失っていないかなどの様子を見ていくのが大事
子どものグレーゾーンを伝えるべき?
- 伝えることは、伝える・伝えないのゼロか1ではない
- こんなことはできるけれど、こんなことはできないということを親子で共有する
- こんな時にはお手伝いが必要だよね。というところも話しあっておくのも大事。
相談できる施設
- 子育て支援センター
- 保険センター
- 児童発達支援センター
支援の内容
- ペアレントトレーニング:子どもの接し方などを学べる
- ペアレントメンター:同じ状況にある親に相談ができる
*親のハッピーが1番大事。ハッピーでないと子どもを追い込むことになるので、不安解消ができる場所にでていくようにすすめるのがおすすめ
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