冬は肌が乾燥し、かゆみを訴える人が急増する季節。気象庁の発表によると、東京の平均湿度はここ100年で20%以上も低下。 2月11日の今回は、かゆみのメカニズムを解明したドクターから、かゆみの原因となる生活習慣や対策法を教えてもらいます。
加齢による乾燥が最も大きい部位は?
- 背中
- 保湿がしにくいため
乾燥時の肌の状態
- 空気が乾燥し、肌からどんどん水分が奪われ、肌のキメが壊れる
- 肌のバリア構造がしっかりしていると異物がはいりにくく、乾燥もどんどん進む
- 顕微鏡で見ると、カピカピに乾いた地面のひび割れような肌の状態になっている
- 加齢で水分量&皮脂量は減っていく
- 潤いを保つには皮脂膜と角質層が大事⇒お風呂でのゴシゴシ洗いが皮脂膜&角質を壊し乾燥肌のの原因に
乾燥を防ぐ入浴方法
- 熱いお湯の温度(42度)は皮脂膜を溶かす⇒乾燥がすすんでしまう
- 身体はゴシゴシタオルを使わず、手で洗う
- 軽く洗い流す程度で石鹸を使うのは週3回
- 38度の温度のお風呂であまり長時間入らない
- 風呂上りに全身保湿クリームをこまめに塗る
- 保湿クリームは皮膚の繊維に向かって塗るのがおすすめ
痒みを一時的抑えるには?
- 冷やすのがおすすめ
静電気を防ぐ方法
- 静電気を身体に溜め込むと痒みにつながる
- 底が皮などの天然素材の靴がおすすめ
- 下着類は綿がおすすめ
痒みを強める食品
- ヒスタミンを含む食品:ココア・チョコレート・コーヒー・ほうれん草
- 食べ過ぎないようにする
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