今や、スマホに聞けば何でも教えてくれる時代。
知識を学ぶ力+考える力と表現する力を身につけることに重点をおいていく動きがでてきている。
2020年授業が激変!?するかも
目次
学習指導要領は約10年ごとに見直しをしている
- 平成10年ごろ~ゆとり教育
- 平成20年~脱ゆとり教育
- 2020年度~知識を使う力、判断する力、表現する力をつける教育
文科省の教育審議会で決めていくが、現場にうまく伝わるのか・・・というところが課題
この教育改革でどのように変わっていくのか・・・
いち早く導入している学校を取材
体育の授業
- タブレットを使って棒高跳びをしている姿を撮影
- お手本と比べてどこが違うか考えていく
- 先生は練習のし方はアドバイスするが、あくまでも主役は子どもたち。
- 自分たちでどうすれば跳べるか意見を出し合う
社会の授業
- 動画教材で予習
- 資料集などで調べる
- 宿題は予習が中心になる
- 授業は自分の調べてきたことを発表
- 他の人の話を良く聞く
- 先生からはそのみんなの発表した内容から質問し、それをまた考えて発表する
- 自分の考えを組み立て発表する力をつける授業
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アクティブラーニングとは?
- 子どもが主役の授業
- 子ども自ら積極的に参加する授業
- インプットとアウトプットのバランス。(今まではインプット重視)
- 主体的・会話的な深い学び
- 世界的主流な教育方法
- 先生もどのように導入すれば良いか迷っている人も・・・。
- 現在は移行期。
- 段階的にやっていけばできないことではない
- 家庭でもアクティブラーニングについて理解しサポートする
アクティブラーニングが導入されるとどう変わるの?
従来型の授業はなくなるの?
- なくなるわけではない。
- 全部をアクティブラーニングにするというわけではない
先生は対応できるの?
- 今までは説明すれば良かったけれど、知識を引き出すやり方に変わっていく
- 先生も5%くらいなど少しづつやっていくようにする
- 複数の先生がやりながら試行錯誤が大事
しゃべることが苦手な子は大丈夫?
- しゃべることが苦手でも聞くことが得意な子もいる
- そういうところを先生が見極め、いいところを伸ばすようにする
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アクティブラーニング導入した時の成績や評価はどうなるの?
ペーパーテストだけでなく、授業の様子で評価していく
例えば・・・
- グループ討論の時に積極的に話をしているか?
- 積極的に聞いているか?(うなづき・質問)
ひとりひとりの成長を見る
- 課題はすすまなくてもちゃんと読んでいる。
- 他の人との比較ではなく、その子自体の成長度合いを評価する
作文の添削
- 考えの内容自体を評価しない
- 考えていくプロセスが大事でそこを見ていく
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家庭での役割は?
家庭で本人が考える力をつけるには?
- 考える道筋の階段を作っていく工夫をする
- 何を書いてもいいというのが難しい(×がつくのが怖い)
- 正解のない質問をする
こどもが考えをまとめやすくなる会話術
- まずは単語で答えられる質問をする(知識の確認)
- 理由を質問する
- 順を追って質問することで考えをまとめやすくする
- 自信をもたせるようにする
- 時間をかけて順を追ってすすめていく(親も焦らずゆっくりと)
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こんにちは。
中学生の二人娘をもつ母です。
我が家の娘たちは、それぞれ料理と読書が趣味で、趣味を通してたくさんのことを学んでいるようです。好きなことへの興味関心は半端なく、段取り力や集中力なども身に付いているようです。
塾には行っていませんが、いまのところ不便を感じていません。受験対策で!と回りには必要と言われますが、まずは意欲がなければと思ってしまいます。
教育というと教える!とか教える側の知識が、とか大人の側のハードルが高いです。いっぽうで、私は共育!ということでもよいかと思います。親として一緒に疑問をもつとか、解決しようとする、とか、興味をもって環境を整えてみるとか、できることから、していく、そんな取り組みかたならできそうな気がします。
元高校教員です。表現力を伸ばすための工夫というテーマにいつも関心を持ちますが、書籍、講演会等で例に挙げられる対処策はほとんどが初等教育(小学校)レベルのものばかりです。中等教育(特に高校)で求められている表現力となれば、論理的、体系的に意見が述べられていなければならないはずです。大学入試で求められるレベルで、40人ぐらいの教室においてアクティブラーニングを通して表現力を伸ばしていくにはどうすればよいのでしょう。
大学入試の改革が叫ばれていながら、特に英語では外部試験導入といった概要ばかりが伝わり、具体的に出題内容、設問の方向性がどう変わっていくのか、何が求められるのかがほとんど分からないなか、アクティブラーニングの重要性が求められている現状はいかがなものでしょう。なるべく早く大学入試改革の具体的方向性が示され、それに基づいて高校教育が変わるべきだと考えます。過渡期で試行錯誤しているだけでは、アクティブラーニングが単なる個人の意見発表の場で終わってしまっている現状は、今後の日本の教育力が心配になってしまいます。
意見発表の場でのよくない具体例をひとつ挙げておきます。ある英語のスピーキング試験で「来日する外国人が増えていくなか、われわれ日本人はどのようにおもてなしをすればよいとあなたは考えますか」と英語で問われていて、受験生のひとりが「それは難しい問題です。私が大学に受かって大学生になったときに適切な答えを見出したいです。大学生になれるよう、いま一生懸命勉強しています」といった、中学生が答えるような平易な英語で回答したら、高得点(合格レベル)でした。単に英語で話せたからそれだけでよいのでしょうか。そのような回答では問いに答えていないばかりか、知的レベルな要素も全くありません。
パックンのように日本語が流暢なだけでなく、ウィットに富み、博識になれるような教育法・勉強法が知りたいです。