その食べ方、実は栄養を無駄にしている。今日の主治医が見つかる診療所では、栄養を無駄にしない食べ方を学びます。
目次
野菜の栄養が減っている?
野菜の栄養素が35年前の半分に!
人参 ビタミンAは5分の1に
現代人は栄養の取り方に工夫が必要!
リコピンは、加熱すると吸収率が2倍・油と調理すると4倍に!
注!)リコピンは冷蔵庫に入れるとリコピンは6割減となってしまう⇒冷たいトマトを食べたい時には、食べる直前に冷蔵庫に入れる
リコピン…抗酸化作用があり肌や血管の老化を防ぐといわれる
秋刀魚の塩焼き
EPA/DHAは加熱すると溶けて流れ出て、半分に!
逃がさず摂取するには刺身がおすすめ
DHA・EPA…血管を強くしてがんや認知症を予防する効果が期待できる
ホカホカご飯に納豆ご飯は、栄養が逃げる
ナットウキナーゼは50℃で働きが鈍くなり、70℃で働かなくなる。
炊き立てご飯は、茶碗に入れた直後は65℃。
15秒ほどごはんをかき混ぜて温度を50℃以下にしてから納豆かけるのがおすすめ!
ナットウキナーゼ…血液の状態を改善したりアルツハイマー病の予防が期待できる
スポンサーリンク
ピーマンの栄養を無駄にしない切り方
・ピーマンは、繊維が縦に伸びているので、横に切ると栄養が流れ出てしまう。
縦に切ったほうが栄養素が逃げない
・ピーマンを2等分にし、種はそのまま。特にワタは食べて欲しい!
*ピラジンカリウムはワタや種に90%含まれる
ピーマンよりパプリカのほうが、ビタミンCは3倍~5倍含まれている
温野菜やサッと炒めるくらいならビタミンcはそんなに壊れない
*きゅうり・ゴボウ・大根・白菜などの縦長の野菜も同様
スポンサーリンク
ビタミンEが4倍になるりんごの切り方
・ビタミンEはりんごに皮に4倍入っているので、りんごは皮ごと食べるようにする。
・りんごは皮をむかずに輪切りにする!
・お腹を壊すことがあるので、種は食べないようにしましょう
人参・大根も多くの栄養素は皮に含まれているので、大根おろしは皮ごと行う
キノコのうま味成分を3倍に増やす方法
・1回冷凍させて、細胞を壊してから使うと栄養がとりやすくなる
・エノキだけに含まれるキノコキトサンは脂肪の吸収を抑える⇒ダイエットに効果的
常温で保存するのがおすすめの野菜
夏野菜:なす・きゅうり・トマト
原産地が暖かいところの野菜:サツマイモ・さといも
*寒いのが苦手な野菜は常温で保存する
白菜の栄養を無駄にしない保存方法
・根元の芯(生長点)を切り落とす
・ラップで密封し、野菜室で保存する
レタスの栄養を無駄にしない保存方法
・レタスの根元にある丸い部分(成長点)につまようじを刺す(生長を止めて栄養キープできる)
・ラップやビニール袋で保存する
・茎を下に。土に生えていた時に状態で保存する
しいたけは天日干しすることでビタミンDが10倍に!
スポンサーリンク
材料がビックリ!余り物で作った絶品けんちん汁
精進料理のけんちん汁では、他の料理で使った野菜の切れ端や皮などを利用する場合がある。
ポイント
1、余り物を細かく刻む
栄養をムダなく摂るため、今まで捨てていた部分を細かく刻んで使う
2、豆腐を炒り、ごま油を入れる
野菜のビタミンA・ビタミンDなどは油と一緒に摂ると吸収率がアップする
3、昆布ダシ(水に一晩つけてとったもの)を入れる
野菜のエキスと濃厚な昆布ダシで、しょうゆは少しでも味がしっかり出る
スポンサーリンク
コメントを残す