最新研究結果から判明した睡眠負債と病気の因果関係。「林先生の今でしょ講座」

林先生の今でしょ講座の後半は、最近の研究結果から判明した睡眠時間と病気の因果関係のお話しがありました。

睡眠は身体の休息のためが主な目的だと考えられていましたが、どうやら、休息以外にも大事な働きがあったようです。

 

睡眠時間7時間未満で、認知症発症リスクが1.6倍!

睡眠不足が続く、アルツハイマー型認知症の原因ともいわれるβアミロイドが脳内から上手に排出されず蓄積してしまう。

βアミロイドは、所謂脳内の老廃物で、蓄積すると神経細胞を傷つけて認知症リスクが高まると言われています。

睡眠時間中は、脳内清掃の大事な時間ということが最近の研究結果でわかったとのことです。

 

睡眠時間5時間未満で、風邪の罹患リスクが4.5倍に!

睡眠時間は免疫力アップの時間ということがわかり、睡眠不足が続くと免疫力がさがり、ウィルスや菌などをやっつける能力も下がって各種感染症にかかるリスクが上がるということがわかった。

また、睡眠不足は抗体を作る能力も落ちるので、インフルエンザワクチンなどの予防接種を受けた日の夜は特に睡眠時間をしっかり確保して、抗体を効率よく作ってもらうようにしないと効果半減となり、注意が必要です。

 

睡眠時間6時間以下で乳がんリスクが1.7倍に!

がん細胞は毎日できているが、リンパ球の働きによって増殖しないようになっていますが、睡眠時間が不足すると、リンパ球の働きが悪くなり、がん細胞をやっつける能力も落ち、見過ごすことも。しっかり眠ってリンパ球を活性化することが、がんのリスクを下げることに繋がる。

特にがん細胞ができやすい時間帯は0時~5時。この時間帯はしっかり睡眠をとって、がん細胞の増殖を阻止したいものです。

 

睡眠時間5時間以下で、糖尿病発症リスクが2倍に!

睡眠中に各種ホルモンバランスを整える働きがあることが判明し、睡眠不足だとインスリンの分泌を悪くさせることがわかった。

他にも、肥満を予防するホルモンのレプチンの分泌低下や、逆に食欲を刺激するホルモンの活性化に睡眠不足が関係してることがわかり、生活習慣病予防にも睡眠がとても重要ということがわかりました。

 

寝苦しい夜が続きますが、以上のようなリスクを踏まえて、できるだけ良質な睡眠がとれるように心がけたいものですね。

 



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