年末年始は、連日の豪華な食事で胃もたれなどの不調を感じることが多い時期。
そこで今日(12月26日)のあさイチでは、なかなか取れない胃のもたれを改善する方法を、鍼灸(しんきゅう)・指圧の達人で消化器内科の医師、伊藤剛さんに教えてもらいました。
伊藤さんによると、「背中のコリ」から胃もたれを起こす人が多いそうです。
胃もたれの原因が背中なのは何故?
- 背中のコリは自覚がしづらい
- デスクワーク・スマホで身体を前傾姿勢に⇒背中がこる⇒胃の血流が悪くなる⇒胃もたれという流れになる
背中のコリの改善方法
肩甲骨のいちばん下のあたりから肋骨のいちばん下あたりまでの背骨の両側についている筋肉の盛り上がった真ん中の範囲を押すのが有効的
ツボを押すのに、伊藤さんのオススメは、軟式の野球ボールやソフトボール。“点”で正確なツボをあてるのは難しくても、“面”で一度に広い範囲を押すことで、ツボにあたる確率が増え、なおかつ背中の筋肉を伸ばして緊張を緩めることができるとのことです。
ボールを使ったツボの押し方
- ベッドや布団の上であおむけになります。あおむけになる場所は畳やフローリングなど固い床などで行うと体への刺激が強くなり過ぎるため、適度に柔らかい場所で行う
- 「肩甲骨のいちばん下あたり~肋骨のいちばん下あたり」で「背骨の両側についている筋肉(脊柱起立筋)が盛り合った真ん中あたり」にボールを入れる
- ひざを立てて腰を縦方向に動かし、背中の下でボールを動かし、このとき“イタ気持ちいい”位置でボールをとめる
- 1回につき30秒から1分間、体重をじんわりかける。それを左右、両方に行う。
【背もたれのついたいすの場合】
背中と背もたれの間にボールを挟みツボを押す。
*他の人に背中を押してもらうと力加減が難しいので、自分で押せるこの方法がおすすめとのことでした。
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