カフェイン中毒が原因で救急搬送される若者が急増しているとのこと。
若者に一体何が起きているのか?
サプリメントや飲料などで、知らない間にカフェイン中毒に陥っていく実態を今日のクローズアップ現代+で特集されました。
目次
若者に人気の「エナジードリンク」
- 去年の売り上げは505億円
- ゲンキになると、若者たちの間で人気
- カフェインを効果的にとれる錠剤がドラッグストアで簡単に購入可能
急性カフェイン中毒で救急搬送が5年で101名
・症状は⇒心拍数アップ・吐き気・意識低下など
何故カフェイン中毒に?
- Aさんの場合・・・
- エナジードリンク3本+栄養ドリンク1本を立て続けに飲んだ。
- ⇒その直後から悪寒が・・・⇒病院へ行き診断を受けると「急性カフェイン中毒」と言われた
- それからは、がんばりが必要な時にだけ飲むようにした
- 疲れが抜けない時にも飲んでいる
カフェインとは?
- 脳の神経細胞を刺激し、眠気を覚まし、集中力アップできる。
- だが、大量に摂取すると中毒症状がでてしまい依存性が出てしまったり、ひどい場合死にいたる場合も
- 摂取量をしっかり管理する必要がある
中毒症状がでるカフェイン量は?
- 成人の場合、短時間に1000mg以上(エナジードリンク 7本くらい)
- お茶や、コーヒーは、カフェインを打ち消す成分も入っているので、あまり神経質にならなくてもOK
- 体質で個人差があり、人によっては200mg以上で中毒症状が出る場合も
何故若者の間でカフェイン中毒の人が増えている?
・人からの期待に応えたいというプレッシャー
・行きづらさから、「エナジー」補給という意味を込めて摂取しているケースが多い
過剰摂取のきっかけは?
- 1本のから始まり、どんどん本数を増やすしていった
- エナジードリンクの成分をよくわからず、ジュースのように飲んでしまっている
- 医薬品では無いので、注意喚起の義務が無いので、表示がバラバラ
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国の対応は?
- ホームページでカフェインの過剰摂取の注意喚起を載せた
- 今のところ、データの裏付けなどが無いので、規制を設けるのは今の難しいし、その予定は無い
それぞれの対応は?
- 塾や部活でのエナジードリンクの差し入れは控える
- 居酒屋メニューのエナジードリンクとアルコールを混ぜたものは危険!理解し、何杯も立て続けに飲まない
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まとめ
カフェインの元気は「元気の前借り」のようなもの。その時一瞬元気になっても、後から疲労感がくる。
エナジードリンクの効用や危険性をしっかり理解して使用する。
エナジードリンクにそんなに多くカフェインが入っているのを知りませんでした。色々な種類が出ているので、飲み比べなどもジュース感覚で行うと危ないかもしれません。
そして、カフェインに頼らざるを得ない、若者の環境にも理解を示し、社会の在り方を考えていくきっかけにしなくてはいけない
若者は元気なものというイメージが、カフェインに支えられているとしたら、何だか切ないですね。
上手に活用するには、まずリスクも含めてよく理解することですね。
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