社会の片隅で起きている 小さいけれど見過ごせない“事件”の数々 その、意外な真相をあぶり出す。という番組「所さん!大変ですよ」
今回は、「子供用サプリメント」
サプリメントをとっている人は、日本の中で5700万人、なんと2人に1人はとっている計算になります。
そして最近は大人だけでなく、子ども用まで…。
いったいいつから子供用サプリメント販売され始めたの?
だいたい3年くらい前からで、ここ1,2年で種類もいろいろ増えており、100種類以上あるそうです。
中には赤ちゃん用まで!
大人用とどこが違うの?
形が動物など可愛いものや、ラムネのように口の中で溶けるタイプや、グミのような食感のものなど、味もまるでお菓子のように甘いものが多いようです。
何故ブームに??
こどもにサプリメントを与えている親にアンケートをとった回答
- こどもの偏食の栄養を補うため
- 牛乳が飲めないので、カルシウム補給に
- 肉料理を好み栄養が偏るので
と、大人と同じような、補助的に使ってるケースや
- 身長を伸ばすサプリ
- 頭をよくするサプリ
- 疲れ目を緩和するサプリ
母としての不安な気持ちを和らげるためというものまで。
母としての不安を和らげるためと回答した方へのインタビューも放映されましたが、
何故にここまで追い込まれる環境なってしまったのだろうと切なくなってしまいました。
お子さんがサプリをとってる姿も映し出され、「おいしい?」と聞かれた時に、「うん、美味しい!」と答える姿もどうにも切なく…。
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何故にこんなに追い込まれてしまうようになってしまったのでしょう。
本当は食べ物でとったほうがいいのは分かってる…だけど…というのも一概に一般論で責めるのも何か違う気がします。
サプリメントは名前の通り、「補う」もので、主役になり得るものでは無い…。
何事にも効率を求めると、身体本来の力の発揮どころが無くなる…。
うーん。まさに「所さん!大変ですよ」の世界です。
サプリメントで元気になった動物の話も、何だか自然から逆らっているような気もして…。
ペットの高齢化でそこにもサプリ需要が多いそうです。
何だか・・・何だか…。
妙にすっきりしないのは私だけでしょうか?
だからこうしたらいい!というのが言い切れないのも、すっきりしない原因なんだなと。
こんな消化不良な気持ちが残るのは、ある意味番組的には、正解なのかもしれませんね。
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